外傷時の圧迫止血:命を守るために迅速な対応を!
外傷による大量出血は、短時間で命に関わる事態に発展する可能性があります。
このような場合、迅速な止血が重要となります。
圧迫止血は、最も基本的な止血方法であり、誰でも簡単に行うことができます。
実施方法
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清潔なガーゼやハンカチなどを傷口に当てる
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傷口を直接、手で強く押さえる
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圧迫箇所がずれないように注意する
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救急車が到着するまで圧迫を続ける
注意点
- 傷口を直接触らない
- 動脈性の出血の場合は、間接圧迫止血を行う
- 神経や血管を圧迫しすぎない
- 強い痛みやしびれを感じたら、圧迫を緩めます。
間接圧迫止血:動脈性出血に対応
動脈からの出血は、静脈からの出血よりも勢いがあり、止血が難しい場合があります。
このような場合、間接圧迫止血という方法があります。
間接圧迫止血は、傷口より心臓に近い動脈を圧迫することで止血する方法です。
実施方法
注意点
- 静脈性の出血の場合は、直接圧迫止血を行う
- 神経や血管を圧迫しすぎない
- 強い痛みやしびれを感じたら、圧迫を緩めます。
- 長時間圧迫する場合は、定期的に圧迫箇所を緩める
- 15~20分程度ごとに、30秒~1分程度圧迫を緩めます。
まとめ
外傷時の圧迫止血は、迅速かつ適切に行うことが重要です。
この説明を参考に、ぜひ正しい方法で止血を行いましょう。
また、応急手当に関する講習会に参加するなど、事前に知識と技術を身につけておくことも大切です。
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